※『ローダウンしなきゃいいやん・・。』って方はこれ以上見ないでください。(笑)
まず、なぜ滑るかと言いますと、
■リアをドロップした時にキャンバーが付きます。タイヤの設置面が減り滑る。
■キャンバーが付くと、スイングアクスルの付け根とドラム側の付け根の位置がズレ、トーが極端にインに入る。
大きく分けると上の二点です。
が、あまりシャコタンの方たちからこういうことを聞きませんので、滑っているのは僕だけかと思っていいました。
しかし皆さん雨の日は乗らない方が多く、滑る事すら気づいていない人もいるそうです。
僕は毎日乗りますのでそう言うわけには行かないんですね。
そこでキャンバーが付いても、ドラムの付け位置がアクスルに対して90度に近くなるよう計算して(ちゃんと?計算しました。)延長します。
勿論僕は溶接ができないので、いつもお世話になっている小浜の三谷鉄工所へ。
三谷さんは若かりしこ頃にガンガンジムカーナなどし倒してきている人で、トー角何チャラキャンバー何チャラにはお詳しい方。
頼もしいかぎりです。
はじめ、sambaで見つけたエクステンションプレートを製作しようと思っていましたが、
これ、ボルトが干渉するためにスペーサーを噛ましているのですが
このスペーサー(ボルト頭)の高さの分プレート一式の厚み(しなって)がまし、スプリングプレートの付け根(ボディ・ショックタワー側)の部分に思いっきり干渉します。(汗)
んで、スプリングプレートの元のボルトホールの位置をを上下に溶接しなおして広げ、干渉を防ぐやりかたでしようと思っていました。
が、運よく??アジャスタブルスプリングプレートが安くで手にはいったので、もうぶった切って延長溶接してしまえと言う運びになりました。(笑)
下がアジャスタブルです。
幅、長さは同じ。
ボルトホールが長穴になっているため、ノーマルプレートよりかはトーの調整はできそうですが、これでは足りないので延長します。
ぶった切り。
OBAMA SCRAPERSです。(笑)
ここでカットしたのは、アジャスタブルのためトーションチューブ側にスペースが無いためなのと、ドラムと付けたときに設置する面なのでしなりなどが少しマシになるかと。
削って溶接します。
できた。
今度は、上がアジャスタブルです。
写真でもわかるとおり延長されていますね。
延長幅は10mm。
それに長穴なので、ノーマルプレートと比べると最大幅15mm取り付け位置をアウト側にもっていく事ができます。
作業前の計算では20mmもアウト側に持っていくと、トーアウトになってしまうのでとても恐ろしいです。
んで、最大幅15mmにとどめました。
ここまでは結構すんなり作業は進みましたが、グロメットを削ったり作業は難航・・。
そして最大の難関だったのが、トーションバーのスプラインとアジャスタブルスプリングプレートのスプラインがキッチキチ!
もうほんとキッチキチ。
コマの数があっていないんじゃないかとか、トションバーが違うんじゃないかとト、色々なやんだり、試行錯誤してみたり、ラジバンダリで、結局キッチキチなだけでした。
どつてどついてやっといれました・・。(大汗)
朝9時から夕方5時まで丸一日かかりました。
強度に関してですが、若干不安が残る物の、構造上やしっかりした溶接だと問題ないレベルだと判断してOK。
走行を繰り返し、様子見てこうと思っています。
肝心のトー角ですが、
ご覧のとおりばっちり♪
作業前の写真を撮り忘れちゃいましたが、僕の車を知っている人はわかるはず。(っていうか、ビートルでこれだけ下げててトー角がちゃんとしている車はありません。)
走ったインスピレーションもGOOD。
もともとアジャスタブルがノーマルのプレートよりしっかりしているのと、溶接で硬度が増したためしっかりしました。マジで。
(溶接で硬度が増すのはあまり良くないけどね。)
それと、今日朝雨の中走ってきましたが、うれしいぐらい効果ありでした。
ただ、通勤15分程度の距離ですのでもっと走って効果を見て行きたいともいます。
問題は・・・
マフラーとオイルフィルター(ホース)。
これもいくつか案があるので、ボチボチやっていこうかなと。
三谷さんありがとうございました!!
※今回作業をしたのは自己責任でおこなっていますので、真似しないでください。安全の保証はありません。
それと、昨日神戸からお友達のchoroさんがネコを引き取りにきてくれました。
ご同行の新しい里親の女性方もとっても優しいそうで、何よりも猫が大好きオーラがムンムンしていまして安心しました。
choroさんのBUSも乗せていただきました・・・
やっぱりいいね!BUS!
choroさん今度遊びに行きます♪
富山でボロのアーリーバスに乗っています。リアの車高ですが、ストレートアクスルで落としたのはいいのですが、この記事にあるようにトーインがキツいようで、タイヤが片べり(外側)して2ヶ月でパーになってしまいます。
毎日50キロ通勤しているのもので。
そこで車高はそのままに、トーインを治したく、この記事に辿り着きました。
スプリングプレートの延長でいけるようなので加工しようと思いますが
その長さを知る計算方法について
ご教授いただけないでしょうか?
大変お手数ですが、お暇な時で結構ですのでよろしくお願いします。
こんにちは。
返信遅くなりました。
プレート延長の計算方法ですが、今がどれだけトーインなのかで変わります。
平らな場所に線を引き、それを車体の中心になるようまたぎ、タイヤのアウトラインで線を引けばどれだけインに入っているか分かります。
あとはそれをはじめに引いた線と垂直になるようにすればトーゼロになりますね。
でも、そのラインを出すのが難しいです。
タイヤも丸い物ですし、車に対して線をピッタリいかせる事自体も難しいですよね。
それに図った車高でずっと乗ればいいですが
上げたり下げたりするとまたトーが変わりますので。。。。
僕も大体は計算してしましたが、後はアバウトにしました。いわゆる大体ってやつです。
【アウトにはならないように】
って言うことだけは心がけました。
延長幅は上記している通りですが、このときの写真より今の方が低いですが、大丈夫です。
いずれにせよ危険が伴いますので個人の責任で行ってください。
個人的には、BUSは車重もありますのでIRSにコンバートするほうがオススメです。
コメントありがとうございました。
床に線引くのですね!
簡易のメーターやトーインゲージなどが必要なのかと思いましたが、床に線でいけますね!
ありがとうございます。
さっそく頑張ってみます!